ハワイの自殺率が減少傾向
過去10年で低い自殺率
ハワイ州保健局は16日火曜日、新型コロナウイルスパンデミック中の自殺率が、以前の年に比べて減少した調査データを発表しました。
自殺による平均死亡者数は、パンデミックが発生する直前の2月が高く、4月、6月、9月、12月が低い数字となっています。データによると、2020年4月から12月までの自殺者数は124人。同じ9ヶ月間の自殺者数でいうと2010年から2014年までが自殺者数138人、2015年から2019年は150人となっており、去年がより少ない数字であることが確認できます。
政府の一時的な支援が要員?
保健局のガラニス氏は、「新型コロナウイルス感染拡大による失業手当の延長や、ビジネスローン、立ち退きの禁止など、一時的な支援によって経済的困難が軽減された可能性がある。」とコメントしています。また、今回の調査では、州内における年齢別の自殺死亡率も発表。自殺は昨年、10歳から34歳までの人の死因の第2位、35歳から44歳までの人の死因の第4位、45歳から54歳までの人の死因の第5位、55歳から64歳までの人の死因の第8位、65歳以上の人の死因の第17位となっています。
全米自殺防止財団(AFSP)によると、2020年の自殺率はハワイ州が年平均190名となっており、自殺率は全米で41位となっています。
HAWAII NEWS NOWより↓
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