ハワイで神聖な生き物ホヌ。みんなに幸運を運んでくれるかも?
人生で一度は出会っておきたいホヌ。幸運を運ぶ海の守り神としての神話が今でもハワイで語り継がれているよ。みんながまだまだ知らないホヌについて、見れるポイントと合わせてチェックしよう
1.ホヌとは?
ハワイ語で「Honu」はウミガメの意味。ハワイなどのポリネシア文化圏では、神聖な生き物とされていて神様から幸運を運んでくれる「海の守り神」として神話に登場したり、古代のペトログリフに描かれたりハワイの人たちにとって大切な生き物なんだ。
海辺で子供達がサメに襲われる事が多くあった時に、ホヌが子供の姿に化けて身代わりになり子供達を救ったという昔話。サメからサーファーを守ったという伝説。数々の逸話から、海の守り神のみならずサーファーの守り神としてもロコに愛されているよ。
こんな色々な話から、身を守ってくれるお守りとしてホヌを身に付ける人も多いんだ。海好きやサーファーに贈るハワイアンジュエリーの中でも人気のモチーフになっているよ。
あとは結婚指輪や婚約指輪のモチーフに選ばれることも多いんだよ。
理由は、広い海でゆったり遊ぶホヌのように、ホヌに幸せな結婚生活を温かく見守ってほしいという願いと、ホヌをアウマクアと言って、神様や先祖様がハワイの生き物や自然に姿を変えて家族を守っていると信じられているからなんだ。
2.ハワイでホヌに会えるポイント!
1.ラ二アケア・ビーチ(Laniakea Beach)
ワイキキからノースショアへ北上し車で約1時間。ロコから「ホヌビーチ」や「タートル・ビーチ」とも呼ばれるハワイでホヌに一番出会えるスポットが、ラ二アケア・ビーチ。
ラニアケア・ビーチは透明感抜群でとってもキレイだけど、小さいビーチで行く人のほとんどはホヌを見ることが目的かな。ここは、ダイビングをして深く海に潜ったりしなくても浜辺でホヌに出会えるポイントなんだ。
岩が多い岩浜で岩に生える海藻や苔を食べに来るよ。午後にはタイミングが良ければホヌが気持ちよさそうに甲羅干ししているんだ。ホヌって可愛いすぎる~!
高確率でホヌに会えるのは、特に4月から10月!
ラ二アケアビーチでは、保護団体の方が毎日常駐して保護活動を行なっているよ。
ビーチに上がっているホヌには、赤い囲いがついていてその中には入ることはできないよ。人が触ったりするとホヌは病気になったりするから、ホヌの保護が法律によって決められているんだ。近くに来ても触ったり大きい音を出したりせずに見守ってあげてね。
ワイキキから車で行く時はカメハメハハイウェイを通り、ハレイワビーチパークから約4キロ。
TheBusで行く時は、ハレイワから最後に55番に乗り変えてワイキキから約2時間。バスの本数がそんなに多くないから行く前にしっかりチェックしよう。
- 住所:574, 61-574 Pohaku Loa Way, Haleiwa, Oahu, HI 96712
2.ハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク(Haleiwa Alii Beach Park)
ラ二アケア・ビーチと同じノースショアにあるハレイワロード沿いのビーチがハレイワ・アリイ・ビーチ・パーク。ここも高い確率でホヌに出会えるスポットの一つなんだよ。
ハレイワ・アリイ・ビーチ・パークは冬にサーフィンの大会があることでも有名だよね。
小さい岬を堺にしてビーチが左右に分かれているよ。ライフガードがいる方はサーファーがごっそりいてホヌは来ないんだ。反対側は人も少なくてすんごく静か。高確率でホヌが日向ぼっこしていて多い時はホヌを5〜6頭一気に見れることがあるよ。
ホヌを見つけたら静かに見守ること。エサを与えたり触らないことは徹底しよう。
ワイキキから車で約50キロ、1時間弱のドライブだね。
TheBusではワイキキから、アラモアナセンターまで行き52番。2時間ちょっとかかるけど難しいルートではないね。
- 住所:62-449 Kamehameha Highway, Haleiwa, Oahu, HI 96712
3.パパイロアビーチ(Papailoa Beach)
上で紹介したラ二アケアビーチとハレイワ・アリイ・ビーチ・パークの間にあるパパイロアビーチ。 ここはホヌの穴場スポット。ラ二アケアビーチやハレイワ・アリイ・ビーチ・パークほど知られていなくて、見つけづらく人が少ないからすごく静かなんだ。
ここでは砂浜を歩くホヌや、浅瀬で泳ぐホヌに出会うことができるんだよ。他のビーチのホヌより警戒心が薄いからちょっと違うホヌに出会えるかもね。
アクセスは上で紹介した2つのビーチに近いね。ワイキキから1時間弱。
ハレイワから55番に乗り変えてワイキキから約2時間強。
- 住所:61-785 Papailoa Rd, Haleiwa, HI 96712
4.プナルウ・ブラックサンド・ビーチ・パーク(Punaluu Black Sand Beach)
黒砂のビーチが特徴的のプナルウ・ブラックサンド・ビーチ・パーク。オアフ島のビーチとは違ってここはハワイ島。黒い溶岩が砕けて細かくなり、作られた黒砂が特徴のビーチで観光客はそこまで多くないよ。
ハワイ火山国立公園へ行く人は立ち寄ってみてもいいかも。黒砂+ホヌが他のビーチとは違った神秘的な感覚になれると思うよ。
- 住所:Ninole Loop Rd, Naalehu, HI 96772
5.サンドバーにも!?カネオヘベイ(Kaneohe bay)
サンドバーに向かう船の途中でホヌを見ることができたよ。ハワイ旅行に行けばサンドバーにはぜひ行って欲しい!ハワイのサンドバーはカネオヘ湾に浮かぶ珊瑚礁で、「フラの聖地」とされているよ。珊瑚礁には色んな種類の魚や海の生物が集まっていて、ウミガメの生息地としても最適の場所!
パワースポットとされていてとっても人気なんだ。珊瑚の細かい砂がサンドバーの砂浜を真っ白く美しくしているんだよ。海の中にポツンと浮かんだように現れるサンドバーは、「天国の海」という別名があるほど。浅瀬はと深瀬は海の色が全然違くてすんごいキレイ!
この場所は環境保護区だから、許可を持っている会社のツアーでしか行けないよ。
ホヌは、3分に1回、息を吸うために顔を出すらしいよ。ホヌに詳しいMamaが教えてくれたよ笑
3.ホヌの注意点
上で紹介した通りホヌはハワイでは海の守り神。触ったりエサをあげたりは法律で禁止だれているんだ。
砂浜に赤いロープが張られているビーチはそれ以上、立ち入り禁止!看板に注意書きが開いてあるところではその通りに従うこと。破った場合に罰金が科される違法行為だからホヌのためにも絶対に守ってね。
5.まとめ
ハワイの守り神のホヌ。繊細で神秘的な存在に惹かれるのは間違い無いと思うよ。一生に一度は出会いたいホヌ探し次のハワイ旅行でしてみては?
ALOHA!LIA編集長のYUINAです。ハワイとビーチライフスタイルを愛する全ての人のWEBマガジンを運営しています。世界中旅している20代女子が教えるおすすめハワイ最新情報が盛りだくさん。幼い頃からハワイの環境に触れて育ち、数え切れない程ハワイへ通っている私が、独自の視点でハワイの魅力を様々な角度から情報発信し、リアルなハワイをお届けします。